片仔広 (へんしこう) + 小柴胡湯
片仔広
片仔こうは中国の古典にも記載されている処方です。田七人参、蛇胆、霊芝を主成分としています。特に田七人参はウコギ科人参属の多年生草木で薬用人参の一種です。そのために参三七、三七とかよばれています。
お血という言葉は東洋医学のせかいではよくつかわれている言葉で、血液の粘りが高くなりながれにくくなつてくることをいいます。血液がうまくながれないと体は当然弱つてきます。
詳しく説明しますと、血液は全身に養分を届け全身の老廃物を回収してくるのが役目です。
この血液が変質する (粘度が増す) と、血液が流れにくくなり、血管も老化してきます。当然人間の体のバランスは崩れてしまいます。高血圧などはその典型的な症状です。そこで、このドロドロした血液をサラサラした血液にしてやると流れが回復してきます。血液がきれいになれば必然的に血管も改善されてきます。
又、血液循環の環境が整備されることにより充分な酸素、栄養素が各細胞、組織に届けられ機能も回復するので自然治癒力もたかまつてきますし、老廃物 (体内毒素) もスムーズに代謝され好循環につながるのです。
- 目が充血しがち、目がみえにくくなった、顔の色がなんとなく黒い
- 顔にしみが出る、鼻の頭が赤くなった、歯茎の色が黒くなった
- 胃に空気がたまつて胸が苦しい、下腹部がはる
- 皮下脂肪組織をつまむと硬くて痛い、下半身が冷える、血管が浮きだしてきた
- 耳鳴りがするようになった、赤ら顔になつてきた、肩がこる
- 心臓の付近が時々刺すように痛む、腰痛がある、手がしびれたりふるえたりする
- 便秘がちになった、内出血をおこしやすくなった
以上のような症状をお持ちのかたは血液の流れーお血を考えられ片仔こうを常用することをおすすめします・
小柴胡湯 (しょうさいことう)
| 用量 | 柴胡6 半夏5 黄ごん・大棗・人参かく3 甘草2 生姜4 |
| 目標 | 胸脇苦満があり、舌に白苔がついたり、口が苦かったり、心下から脇腹にかけて詰まった感じで苦しいもの 往来寒熱があるもの |
| 適応症 | かぜ、流感、気管支炎、肺炎、麻疹、マラリア、肋膜炎、肺結核、膿胸、肺気腫、肝炎、胆嚢遠、肝機能障害 |