| 起源 |
- 中国産 キク科のカワラヨモギの幼苗を乾燥したもの。キク科に属するカハラヨモギの葉、茎です。
- 日本産
日本の本州以南、朝鮮半島、台湾、中国などに分布する多年草です。日本では一般に花の蕾を用いますが、中国では幼若な苗を正品として用いる。日本では幼若を特に綿茵蔯と称して区分している。カワラヨモギの名は川原や海岸に生えているヨモギという意味で、日本では徳島県や長野県より出荷されています。山野、河岸の砂礫地に自生します。多年生、春、白毛を密生する葉を群生させる。夏秋頃、白色穂状の小花を点在してつける。立秋にその葉、茎を刈り取り陰干しにして薬用にする
|
| 産地 |
中国、韓国、日本。 |
| 成分 |
葉にはクマリン類のスコパロン (エスクレチン) 、精油
(カピレン、カピロン、カピリン、クロモン類のカピラシンなどが含まれる。スコパロンやカピラリシンなどには利胆作用が知られている。このスコポランは花や種子、蕾などに多く含まれるが、幼苗には含まれていない。 |
| 種類 |
野生の野茵蔯は良品です。 |
| 薬理作用 |
胆汁分泌亢進。 |
| 効能 |
利尿剤として、黄疸症状がでた肝臓病に使わます。顕著な利胆作用がある。消炎、解熱作用がある。肝臓病の方はぜひ試してもらいたいものです。茵蔯蒿は古来より黄疸を治療する代表薬としてしられているが、このような利胆作用のある生薬としては、この他には大黄、梔子、黄柏、ウコン、竜胆がある。
- 利胆作用
急性肝炎や胆嚢炎による黄疸の症状に用いる。黄疸初期で発熱・便秘などの炎症症状が強いときは山梔子・大黄などと配合する。
(茵蔯蒿湯) 黄疸が続き、便秘はないが尿量減少し、腹がはって苦しい、体が重いなどの症状には五苓散を配合する。
(茵蔯五苓散)
- 消炎作用
湿疹、ジンマシン、口内炎などに用いる。 (茵蔯蒿湯) |
| 用法・用量 |
煎剤、散剤、丸剤、外用剤。1日3〜10グラム。 |