淫羊藿
神農本草経の中品に収載される。
| 起源 | メギ科ホザキノイカリソウ (湖北、四川など) 、ヤチマタイカリソウ (陝西、湖南、遼寧など)の茎ときには全草を乾燥したもの。キバナイカリソウ (朝鮮半島) 、イカリソウ (長野) 、ウラジロイカリソウ (新潟)の地上部の乾燥品。雄の羊がこれを食べると一日百回交合するという言い伝えもある。 |
| 産地 | 中国 (華北、華中、東北、雲南、広西) 、朝鮮半島、日本。 |
| 成分 | 葉、茎には配糖体エピミジン、およびフラボノイドのイカリイン、そのほかリグナン、イカレジノールなどを含む。エピメジンには性ホルモンの分泌を促し、神経を刺激する作用がある。淫羊藿の煎じ液には催淫作用のほか、抗ウイルス・抗菌作用、鎮咳、去痰作用のほか生殖機能の低下、老化に伴う衰弱、関節の痛みなどに用いる。 |
| 薬理作用 | 精液分泌促進作用 (催淫作用) 。煎剤はポリオウイルスに対する抑制作用。茎、葉の抽出エキスには鎮咳・去痰作用。降圧作用。 |
| 応用 | 強請、強壮薬としてインポテンツ、腰膝軟弱、半身不随、リュウマチなどに用いる。 |
| 用法・用量 | 煎剤、酒剤、丸剤、散剤。1日3〜10グラム。 |