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腎炎・ネフローゼ

腎炎には急性と慢性があって、急性腎炎ならともかくとして、慢性腎炎には本質的な治療法はないとされています。漢方では病名には関係なく、各人の病態と証によって処方が考えられるので、有効な場合が少なくないのです。
急性腎炎は子供がかかりやすく、そのほとんどが扁桃炎などの後につづいて発病し、体のだるさ、食欲不振、口渇、瞼の浮腫、血尿、蛋白尿、尿量減少などの症状が現われます。慢性腎炎の症状は、尿と血管系に特徴があります。即ち、尿量減少、尿比重の上昇、尿中に多量の蛋白が出るほか脂肪体、尿細管上皮細胞、赤血球がふくまれ、血圧上昇、心肥大などがみとめられます。
ネフローゼは腎臓症ともいわれ浮腫と尿中の蛋白を特徴とする病気で経過は一般に長く、半年以上から数年におよぶことがあります。
漢方では、腎炎とネフローゼを区別せずに、それぞれの証にあった治療をしていきます。腎炎の人は風邪にかかりやすい傾向がありますので、基本的な養生法 (安静、保温、食事療法) を守る事が大切です。

  1. 越脾加朮湯
    中等度以上の体力があって、浮腫と尿利減少、口渇があるときに用います。急性腎炎、ネフローゼの初期に用います。
  2. 五苓散
    体力中等度以上の人の急性・慢性腎炎に用います。口渇があり、発汗しやすく、尿の出が悪いもので、浮腫がある場合や頭痛、嘔吐を伴う場合にも有効です。
  3. 大柴胡湯 小柴胡湯 柴胡桂枝湯 柴胡桂枝乾姜湯
    これらの四処方を患者の体力とそのときの症状に応じて用います。多くの場合これらの処方に五苓散を合法して用いて効果があります。共通の症状として、口が苦い、口がねばる、吐き気、首の横から肩にかけてこる、胸脇苦満があるときの腎炎に用います。大柴胡湯はかなり体力があり、便秘がちの人、小柴胡湯は体力はあるが大柴胡湯ほどはがっちりしていない人で便秘のない場合で、柴胡桂枝湯は小柴胡よりやや体力が落ちていて、多少のぼせる傾向で、汗をかきやすい人の場合、柴胡桂枝乾姜湯はさらに体力がおちていて、疲労しやすく、動悸があったり、寝汗のでやすい傾向のある時に用います。
  4. 防已黄耆湯
    体力が落ちている慢性腎疾患に多く用いる処方です。汗をかきやすく、疲れやすく、腰以下が重く感じて冷え、下肢がむくんだり、膝がいたむ、また尿の出が少ないなどの症状があり、全体として、色白または青ふくれという感じをうけるものに用います。
  5. 当帰芍薬散
    体力がやや落ちている人の腎炎、ネフローゼに用います。ことに妊娠腎に有効です。症状としては、顔色が白い、または青白い、手足が冷え、めまいや動悸がある、頭重、貧血、浮腫、肩こり、蛋白尿などがあり、婦人では月経異常や腹痛がある、腹力は軟弱で、胃部振水音がみとめられる。
  6. その他
    茵蔯蒿湯・八味地黄丸・小青竜湯・七物降下湯などがあります。
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