●黄耆 (おうぎ)
神農本草経の上品に収載されている。
| 起源 | マメ科のキバナオウギ (東北、華北など) 、ナイモウオウギ
(山西、内蒙古など)の根。品質のよいものは外部が淡褐色、内部は黄白色で、甘くて香気ガアリ、断面は繊維性で毛状となっている。 とくに山西省綿山に産する綿黄耆は上質とされている。日本の本州中部以北や朝鮮半島などに分布するマメ科のイワオウギの近縁植物の根を晋耆あるいは紅耆といい、黄耆の一種として用いる。 |
| 産地 | 中国 (華北) 、朝鮮半島、日本(北海道) |
| 成分 | フラボノイド (フォルモノネチン、ヒドロキシフォルモノネチン、イソリキリチゲニンなど) およびサポニンを含む。 |
| 薬理作用 | 利尿作用、血圧下降作用 (水エキス、エタノールエキス) 、強壮、末梢血管拡張、抗アレルギー作用が報告されている。 |
| 応用 | 強壮、強心、利尿、止汗薬として虚弱体質、栄養不良、肝機能不全急性・慢性腎炎などに応用する。 人参と同様に元気をつける代表的な補気薬の一つであるが、人参が主に体内の五臓の気を補うのに対し、黄耆は体表の気を補う。二者を配合すれば補益の作用が増強される。
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| 処方例 | 帰脾湯、七物降下湯、十全大補湯、防已黄耆湯、補中益気湯など。 |
| 用法・用量 | 煎剤、散剤1日3〜6グラム。 |
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3000円(税込3150円) |