●竜骨 (りゅうこつ)
竜骨は神農本草経の上品に「竜骨」および「竜歯」が収載されている。日本薬局方にも載っているリュウコツは「大型哺乳動物の化石化した骨」と規定している。なぜこのような化石が薬になるのか、中国人の長い経験と知恵から生まれた薬であることに違いないだろう。かって竜骨は恐竜の化石と信じられていた。しかし、竜骨が新世代の哺乳動物の化石であることが最近ではわかってきている。
| 起源 | 竜骨は古代象、三趾馬 (さんしば) 、化石鹿 (かせきしか) など多くの新生代の化石哺乳動物の遺骸が長く地層中に埋没し、骨格、牙、歯、角などの粗鬆質に変化した化石である。つまり、長鼻目の東方剣歯象、奇蹄目、そのほか犀類、三趾馬、偶蹄目の鹿類、高氏羚羊、猪、および牛類などの化石である。 |
| 産地 | 中国 (華北、華東地区) 。 |
| 成分 | 海綿質部には炭酸カルシウムを46〜82%、白色の緻密質部には5〜12%含有する。他にカリウム、リン、ナトリウム、アルミカウム、珪素などの酸化物。微量元素としてはマンガン、マグネシウム、鉄なども検出されている。アラニンやグリシンというアミノ酸も含むという。 |
| 応用 | 収斂性鎮静薬として、臍下の動悸、驚狂、心腹煩満、心悸亢進、精神不安、不眠、失踪、漏下などの症状に応用する。一般には牡蠣 (ぼれい) とともに用いる。 |
| 処方例 | 桂枝加竜骨牡蠣湯、柴胡加竜骨牡蠣湯など。 |
| 用法・用量 | 煎剤、散剤、丸剤。1日5〜15グラム。 |
| 竜骨 中国 粉末 500g 3000円(税込3150円)
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