絲瓜絡(しからく):漢方、生薬販売
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●絲瓜絡(しからく)
アジア熱帯の原産で中国、日本など各地で栽培される一年生のつる性植物。成熟した果実を水に漬けて腐らせると網状組織が残るので、これを
海綿やタワシのようにして用いる。
盛夏から夏の終わり頃、ヘチマの茎の地上50cmところで切り、雨水が入らないように根のほうの切り口を瓶のなかに入れておくと一昼夜でヘチマ水が溜まる。普通は一株から2リットルのヘチマ水がとれるという。このままでは腐敗しやすいので煮沸してから、濾過し、安息香酸ナトリウムを加えておくと良い。
ヘチマ水にホウ砂を加えてよくふって溶かしておく方法もある。
ヘチマ水は、肌が滑らかになるとして化粧水にされる。
またこれを煮つめて砂糖を加えたものを鎮咳薬あるいは脚気などの水腫の利尿薬とする。未成熟の生のままの果実、あるいは成熟して乾燥した果実
を絲瓜(しか)、花を乾燥したものを絲瓜花(しかか)と呼び、いずれも清熱、解毒薬とし、せき、たん、鼻ずまりなどに用いられる。
葉を絲瓜葉(しかよう)といい清熱、解毒薬とするが、種々のできもの、火傷に用いられる。
果実の網状繊維だけになったものを、絲瓜絡(しからく)といい、咳や痰、胸や脇の疼痛、腹痛、腰痛、月経不順などに用いられる。
黒焼きにしたものは止血薬として用いられる。
未成熟果の果皮を絲瓜皮(しかひ)といって、火力乾燥して粉末とし、焼酎とまぜて外傷やできものに貼り付ける方法もある。
果実のへたを絲瓜帝(しかてい)、種子を絲瓜子(しかし)つる性の茎は絲瓜藤(しかとう)といっている。
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