●冬虫夏草(とうちゅうかそう)
冬虫夏草(とうちゅうかそう)は中国の四川、貴州、チベットなどに産するガの幼虫に生えた
キノコの一種を用いる。このキノコはバッカクキン科のフユムシナツクサタケと呼ばれる菌類で、とくにコウモリガ科の昆虫の幼虫に寄生する。
幼虫の体に入った菌は菌糸を伸ばして成長し、やがて体内を完全に占領し、さらに長い柄を出してキノコが発生する。幼虫の長さは三〜八センチ、柄の部分は四〜十センチある。
頭部がやや膨らんでいる。市販されている生薬は全長が10センチ前後、黄褐色である。
冬には虫の姿をし、夏に変じて草になると信じられていたため冬虫夏草の名があり、古来ウドンゲとともに吉祥のしるしとして知られていた。現在昆虫寄生菌を総称して冬虫夏草といっている。
蝉の幼虫に寄生したものを特に金蝉花といっている。成分としてはコルジセピン、コルジセプス酸、ビタミンB12
などが含まれ漢方では肺結核の咳、喀血、自汗、寝汗、インポテンツなどに使用される。 近年ガンに対する取り組みが始まっている。
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