ウコン
| 起原 | ショウガ科ウコンの根茎をただちにまたは熱湯で処理後乾燥する。 |
| 産地 | インド、東インド、中国、台湾などで野生又は栽培されています。中国の鬱金はハルウコンのことである。 |
| 形状 | 二種の市場品があります。長形品、球形品で前者は黄色〜黄褐色を呈する。長さ2〜5cm、太さ1cm以下の円筒形の側根茎でやや分岐し外面に輪節を有し芽を付けまたは根および根茎分出の後をしめす。質重く堅く、断面は角質で一様に橙黄色〜暗赤褐色を呈する。後者は外観類似するが卵形または短紡錘形の主根茎で長さ4cm、太さ3cmになる。 |
| 成分 | 精油3〜5% (主成分はターメロンなど) 、樹脂、クルクミンパラクマロイルフェルオイルメタンなどを含む。 |
| 効果 | 漢方では理気、活血、止血、肝炎などの用いる。鬱金は「血中の気薬」といわれ、気滞と同時のお血を改善して疼痛を緩和する。ストレスなどによる胸や腹の痛みや、月経痛には柴胡、香附子などと配合する。腹部の腫塊には丹参、莪朮、青皮、別甲などと配合する。熱病による意識障害には牛黄、黄連などと配合する。精神病やてんかんに明礬と配合する。唾液分泌と胃蠕動亢進 (精油) 。胆汁分泌・排出の促進 (クルクミン、ターメロン、シネオール) |
| 応用 | 利胆、芳香性健胃薬です。肝臓炎、胆石症、カタル性黄疸に用いる。止血、通経薬として胸腹部の痛み、腹痛などに応用する。沢庵付けの染料やカレー粉の原料として知られるのが、この草の根茎です。これを乾燥したものを中国では薑黄 (きょうおう) 徒呼ぶ、日本で薑黄と称して栽培するものを、中国では鬱金 (うこん) と呼んでいます。この点で日本と中国では、その呼び名が逆になっています。江戸時代の本草学者が間違えて伝えたものの一つです。いずれも黄色の強いものが良品とされます。根茎を大根おろしでおろし、混ぜて黄色の大根おろしとする、胃もたれなどに効く。 |