●何首烏 (かしゅう)
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何首烏は宋代の「開宝本草」に初めて収載されている。
起源 | タデ科のツルドクダミの塊根。唐時代の中国では不老長寿の薬として有名でした。我が国では八代将軍吉宗が中国から苗を取り寄せ全国に栽培させたのが、伝来の経緯といわれる。名前の由来は何首烏という人の祖父が見つけた根を粉にして飲んで親子三代が長生きしたという伝説や何公という王が服用したところ頭の白髪が烏の羽のように黒くなったという説がある。 |
産地 | 中国 (河南、湖北、貴州、四川、広西、江蘇など) |
成分 | アントラキノン類 (エモジン、及びフィスシオンの遊離型と結合型) スチルベン配糖体などを含有する。 |
薬理作用 | 内服すれば腸管運動促進作用 (水エキス) 、腸管からのコレステロール吸収抑制コチコトロピン様作用・降圧作用、抗菌作用がある。漢方では補陰、補血、強壮の効能があり、めまい、足腰の虚弱、筋骨のだるさ、子宮出血、遺精、下痢、痔などに用いる、いっぱんには肝腎の精血を補う要薬です。陰虚による皮膚掻痒感や便秘のほか、黒髪を生じる代表的な生薬として有名である。
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応用 | 当帰飲子、など。 |
用法・用量 | 煎剤、丸剤、散剤、塗布、液剤。1日3〜6グラム。韓国産白何首烏はコイケマの根。 |