アロエ(ケープアロエ）：漢方薬、生薬の通信販売

漢方生薬の中屋彦十郎薬局  / 会社案内

●アロエ(ケープアロエ）

第二類医薬品
エーベル・パピルスに瀉剤としてセンナやヒマシとともに記載されており、紀元前２０世紀ころからエジプトでは薬用とされていた。
中国では宋代の開宝本草でロカイの名で収載されている。ロカイはアラビア語のアロエのことである。
「基源」
ユリ科のアロエの葉から得た液汁を乾燥したもの。ケープアロエなどの肉厚の葉の液汁を濃縮、乾燥したもので漢方ではロカイ（芦薈）といっている。家庭で一般的に栽培されているのはキダチアロエである。キダチアロエは南アフリカ原産のユリ科の多肉質の多年草で、江戸時代に渡来した。医者いらずとしてよく知られている。
「産地」
南アフリカ
「成分」
アンスロン誘導体のバルバロイン、アロイノシド、アントラキノン誘導体のアロエエモジン、クリソファノールなど。
「性味」
寒・苦
「応用」
独特で強い香りがある。
「用法・用量」
散剤。１回０．３〜１．５グラム。
「同類生薬」
ソコトラ・アロエ。キュラソー・アロエ。ナタール・アロエ。ボンベイ・アロエなど。

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