| エラブウナギ<健康食品>エラブウナギとは健康補助食品鹿児島県沖永良部島近海で捕れるところからその名がある。
 沖縄県久高島ではイラブ又はエラブウナギと称している。
 「特徴」
 身体は太く短い(体長70〜120センチ)
 体色、形状は
 Reinwardt:青灰色で縞の輪紋がうすい、頭が小さく吻はまるい。
 Schneider:鮮やかな黒とブルーの縞の輪紋、頭は小さくて吻は丸い。
 尾部はウナギのように扁平。肺呼吸をし、子魚(熱帯魚のウツボなど)を常食。
 毒牙と毒腺を持つ。
 水温24℃〜25℃の暖かい所を好み、30日〜50日飲まず食わずでも生きる。
 性格は大変おとなしい。
 「生態」
 主に沖縄から東南アジア、オーストラリアの珊瑚礁海域に生息している。
 昼間は海岸の岩陰に潜んでおり、ときどき餌をとりに50~30メートルの海底を泳ぎ回る。
 砂の中にもぐるため、動きやすいように尾がウナギのように丸く膨らんでいる。
 旧暦の6月頃~12月は交尾と産卵のため久高島の海岸の洞穴に、夜間に海から上がってくる。
 卵をもったイラブがもっともよくとれる時期は10月中旬。
 岩の割れ目に4〜5個の卵を生む。
 「漁業権」
 エラブウナギの漁は、旧暦の六月頃から12月に久高島の海岸の洞穴(ガマ)に、交尾と産卵のため海から
 上がってきたところで素手で捕獲する。
 久高島では、旧暦6月24日から12月30日までの産卵期しか捕獲が許されていない。
 捕獲権は特定の人(ノロ)に限定されている。
 「エラブトキシン」
 は神経毒で、水中で獲物を弱らせ暴れて逃げたり反撃させないために使う。その毒性はマウスの半数致死量
 LD50で比較するとハブの約10倍の強さである。
 しかし、エラブトキシンは蛋白質であるため、熱をかけると変性し、失活する。
 「食の歴史とエラブ」
 沖縄では500年も前から「イラブ料理」として、燻製や煮たり焼いたりスープにした料理を滋養強壮や民間薬的に
 珍重してきた。エラブウナギの入手が困難であるため、もっぱら王族や上流階級の人々のみが口にしていた。
 保存性に優れた燻製品は、大陸との交易のさいに皇帝への貢物とされた。近年食べやすく加工したものが
 販売されている。
 エラブウナギ(エラブウミヘビ)油
 エラブウナギは、EPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサペンタエンサン)を含む小魚を食べてEPAやDHAを
 体内の脂肪組織に蓄えています。
 脂肪組織から抽出した油のなかには、EPAやDHA,リノール酸やリノレイン酸などの脂肪酸や、ビタミンA,
 ビタミンE、ミネラル、リン脂質が含まれています。
 EPA・DHA・リノール酸などの高度不飽和脂肪酸は、私たちの体内で作られにくい必須脂肪酸で、積極的に
 魚類から摂取したほうが効率的といわれています。
 野菜やシソ油を摂取してEPA・DHAを作るには、野菜やシソ油のα-リノレイン酸が腸の上皮細胞に吸収され
 、リンパ管を通って静脈に入り、肝臓においてEPAに変化し、その後、 必要な分だけEPAがDHAに変化する
 ことがわかっていますが、その量は魚を食べるときよりはるかに少ないといわれています。
 魚油に多く含まれるEPA,DHAは、シソ油や野菜油など植物系の油ばかりのα-リノレイン酸系の油に分類
 されています。 炭素数が20個~22個の短い脂肪酸です。
 海中生物の食物連鎖は植物プランクトンから始まりますが、この植物プランクトンにα-リノレイン酸が含まれて
 いて、これを動物プランクトンが食べてEPA,DHAが作り出され、さらに動物プランクトンを小魚が食べ、小魚を
 エラブウナギが食べて蓄えるのです。
 
 
                    
                      
                        | エラブウナギ 日本 蒸し焼き 70〜100g |  
                    
                      
                        | エラブウナギ 180粒 |  
 
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