漢方生薬の中屋彦十郎薬局TOP >生薬の通信販売一覧>コブラ(眼鏡蛇:がんきょうだ)
コブラ(眼鏡蛇:がんきょうだ)
コブラの解説
基源
コブラ科の動物コブラ(Naja naja L.)の内臓を除去した全体。
頸部を膨らませるのが特徴的で大きく膨らませることができる。首を大きく膨らませるのは敵を威嚇するときで、身体の前部を縦に動かし頸部が広がり、「シューシュー」と音を鳴らす。この膨らむ部位は肋骨であり動かすことができる。拡がった首の部分を背後から見ると眼鏡のような模様があり眼鏡蛇の名前の由来となっている。眼鏡模様の色は白色〜黄色〜茶色〜黒色と多種ある。コブラは個体によって模様や色の違いが大きく多種多様な色と模様になる。
生息場所は主に平原や丘陵地帯で人家付近でよくみかけられる。夜間に活動して、カエル、魚、トカゲ、ヘビ、ねずみや鳥類を捕らえて食べる。
産地
中国浙江省、福建省、湖南省、江南省、台湾などに分布する。
成分
各種アミノ酸などが含まれる。
民間療法
原形のコブラを酒に漬けて薬用酒とする。マムシとよく比較される。
1日3〜8gを煎じる。

コブラ 中国 粉末 100g
|
コブラ 中国 原形 100g程度
|
≪生薬・漢方薬の通信販売 目次へ戻る
<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|