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●松の実 (海松子)
「健康食品」
松はマツ科を代表する常緑の高木で、世界に100種近くもあるという。
日本ではアカマツとクロマツを称する場合が多い。
一般にアカマツは内陸的で山地性、クロマツは海岸に多く低地性だが、二種混合も珍しくはない。
マツの実は松子仁といい、中国では仙人の食べる仙果といわれる。
蛋白質を15%も含み、良質な脂質が60%もある高カロリー食で、ビタミンやミネラルも豊富である。
皮膚に栄養をあたえて皮脂を増し、血行を促すから美容食に適している。
松の実は海松子ともいわれる。
この場合の植物はチョウセンゴヨウマツである。
原植物はチョウセンマツ又はチョウセンゴヨウといい、原産地は朝鮮で、本邦では東北地方に少し産する五葉松の一種である。
葉が五葉で松かさは普通の松より大きく、種子は卵形をして一センチから二センチ位の大粒のものもある。
油を多く含んでいて味はかすかに甘い。
気力を盛んにし、白髪を黒く美容によい。
本邦で市販されている「松の実」のほとんどはチョウセンゴヨウの種子、すなわち海松子である。
松の実は古来仙人の養生食品といわれてきた。
この実には脂肪、蛋白質が豊富で脂肪はパルミチン、ミリスチン酸などの脂肪酸、蛋白質にはアルギニン、ヒスチジン、チロジングルタミン酸などのアミノ酸が含まれる。
松の実(海松子) ロシア 原形 500g
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松の実(海松子) 中国 生薬 500g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
<煎じ方>
「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。
- まず煎じる容器を用意する。
(土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
- 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
- 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
- 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
- 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。
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