●木香 (もっこう)
神農本草経の中品に収載されている。
起源 | 市場には唐木香 (広木香、インド木香) 、青木香、土木香、川木香の四種の木香があるが、それぞれの起源植物が異なっている。
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産地 | 唐木香、広木香:インド、中国 (雲南) 。青木香:中国 (江蘇、安徽、東北諸県など) 、川木香:中国 (四川) 。土木香:中国 (河北) 、日本(奈良) 。 |
成分 | 精油0.3〜3%、アルカロイド (サウスリン) 、タンニン、苦味質、樹脂、イヌリンなどを含有する。 |
薬理作用 | 抗菌作用 (精油成分;連鎖球菌、ブドウ球菌) 。気管拡張、平滑筋弛緩作用。 |
応用 |
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処方例 | 帰脾湯、など。 |
用法・用量 | 煎剤、散剤、丸剤。1日1〜3グラム。 |
2,800円(税込2,940円) |