百足（ひゃくそく、ムカデ）：漢方薬、生薬の通信販売

●百足（ひゃくそく、ムカデ）

健康食品
神農本草経の下品に収載され、古来害虫の毒、悪血を去り、小児ひきつけ、蛇傷に用いられたりした。
蜈蚣（ごこう）、天龍、百足虫と呼ばれたりしている。足の赤いムカデを良品とする。
タイワンオオムカデ、アカズムカデなどがある。現在市場で良品とされるものは、体が長く、よく乾燥し、
頭が赤く、背面は黒褐色、腹部が黄色で歩脚は脱落せず、乾いていても靭性に富み、折れがたいものとされている。
一般には冬至から立春までに捉えたものが良品とされている。
秋分後１５日以降のものは肉質が薄く、乾燥すれば腹面が黒くなり、破損しやすく、品質が劣る。
「基源」
オオムカデ科のタイワンムカデ、およびアカズムカデの乾燥中体である。
「産地」
殆ど中国全土に産するが主産地は浙江省省、河南省、湖北省、安徽省、江蘇省などである。
「成分」
蜂毒に似た２種の有毒成分が含まれる。その他ヒスタミン様物質と溶血蛋白質とである。

「使い方」
頭と足を去って粉末とし、１日３〜５匹を２〜３回に分服する。栄養ドリンクによく配合されている。

≪生薬・漢方薬の通信販売 目次へ戻る

＜使用上の注意＞
　体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

＜取扱上の注意＞

1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。 　
2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。 　
3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。