●軟紫根(ナンシコン、なんしこん)
ムラサキ科の新疆紫草Arnebia euchroma の根を軟紫根という。
軟紫根も硬紫根と同様に根は紫色である。
ナフトキノン誘導体シコニン、アセチルシコニンなどの紫色色素が含まれる。
インド、アフガニスタンでは舌や咽喉の炎症、発疹に用いられる。
ムラサキの根は天平の頃から紫色の染色に用いられ江戸の頃は江戸紫として知られていた。
軟紫根は日本薬局方の適用外である。
「応用」
軟膏基剤として肉芽発生を促進する。民間では解熱、解毒、抗炎症薬として利用される。
「薬性」
甘、鹹。寒。
「用法・用量」
1日1〜5g。
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