●乳香(オリバナム、にゅうこう)
「第三類医薬品」
宋代の図経本草の沈香の項に記載されているが、現在の市場品と異なるといわれている。
「基源」
紅海沿岸、アラビア半島からトルコにかけて分布しているカンラン科の低木、ニュウコウジュの膠状の樹脂を用いる。
幹の皮に傷をつけ、数日後に傷口からしみ出して固まった樹脂を採取する。
芳香のある、乳白色の樹脂が浸出するため乳香の名がある。
没薬とともに古代オリエント、エジプト、ギリシャ、ローマ時代の代表的香料である。
宗教儀式に薫香料として用いられた。
「産地」
アフリカ東北部ソマリ海岸地区、アラビア海岸。
「成分」
樹脂60〜70%、ガム質27〜35%、精油3〜8%。
「用法・用量」
煎剤、丸剤、散剤。1日1〜3g。
乳香 東南アジア 砕け 500g
|
乳香 中東 粉末 500g
|
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|