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●松脂(しょうし、ショウシ)
第三類医薬品、松脂は松香、瀝青のことである。 中国の中南部に分布するマツ科の常緑高木、タイワンアカマツやユショウなどのマツの幹からとった樹脂を用いる。
マツの幹を刀でV字に削り、流出した油状樹脂を採取する。 この粘着性の樹脂を生松脂またはテレビンチナという。
テレビンチナには皮膚刺激性があり、吸出し膏としても用いられる。
このテレビンチナを水蒸気蒸留して得た精油がテレビン油であり、精油を除いた残りの滓を冷却して固形にしたものを
松香またはロジン(マツヤニ)という。
松香とロジンは同じであるが、ロジンのほうがより精製されている。
松香は不規則、半透明は琥珀色の塊で、常温では堅くて断面には光沢がある。
成分としてはアビエチン酸、ピマール酸などが含まれる。
ロジンは絆創膏や硬膏の基剤として用いられる。
野球など袋に入れ滑り止めとして使用される。
一般的には粉末にしたものを外用薬として利用する。
松脂 中国 砕け 小 450g
※原形に比べ粉が多い
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松脂 中国 原形 大 500g
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松脂 中国 粉末 500g
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