大柴胡湯（だいさいことう）
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大柴胡湯（だいさいことう）【傷寒論・金匱要略】
太陽病、過経十余日、反って二、三これを下し、後四五日にして柴胡の証なおある者はまず小柴胡湯を与う。嘔止まらず、心下急、鬱々微煩するは未だ解せずとなすなり。
大柴胡湯を与えてこれを下せばすなわち癒ゆ。（傷寒論・太陽病中）
構成生薬
| 柴胡 |
6 |
| 半夏/黄ごん/芍薬/大棗 |
各3 |
| 枳実 |
2 |
| 生姜 |
4 |
| 大黄 |
1 |
目標
小柴胡湯証の実証のもの 胸脇苦満と心下部のつまった感じがあり、便秘傾向もあるもので体力は充実したもの
適応症
諸種の熱病 肝炎 胆嚢炎 胆嚢結石 動脈硬化症 高血圧脳溢血 胃腸炎 ぜんそく 糖尿病 耳鳴り 諸種の化膿症肥胖症 常習便秘
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