●北沙参(ホクシャジン、ほくしゃじん)
「第三類医薬品」
北沙参はセリ科のハマボウフウの根及び根茎を湯通しし、外皮を取り除いて晒して乾燥調製したものである。
沙参には南北の二種類があり北は質が堅く、性は寒。南は質は虚しているが力は微といわれる。
「基源」
セリ科の浜防風(ハマボウフウ)の根または根茎を皮去りし湯通しして乾燥したもの。
生干し乾燥したのみの浜防風とは区別が必要。
「産地」
日本各地(北海道、秋田、新潟、千葉、茨城などの各県)。ハマボウフウはアジア各地の海岸砂地に広く分布する。
「成分」
精油。プソラレン、インペラトリン、ベルガプテンなどを含む。
「応用」
屠蘇散にも配合されている。
「処方例」
十味敗毒湯、清上防風湯、防風通聖散に防風の代用として使われる。
「用法・用量」
煎剤、散剤。1日1.2〜3.0g。
北沙参(皮去・湯通) 中国 刻み 500g
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北沙参エキス末 100g
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<使用上の注意>
体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。
<取扱上の注意>
- 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
- 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。
- 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。
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