温経湯(うんけいとう)
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温経湯(うんけいとう)【金匱要略】
陰虚証で気血が虚して寒気をおぼえる婦人に用いる。
常に陰虚なので唇が乾燥し月経困難な状態が続く。
陰虚状態は慢性的でひどくなると陰虚火旺にもなる。
そのため手足はほてったり、時には冷えたりと体温の調整がきかない。足腰の冷えになったりする。
陰虚で乾燥しているので皮膚状態はカサカサで心血も不足していて神経症や不眠があらわれる。
構成生薬
半夏 |
5.0g |
麦門冬 |
10.0g |
当帰/川きゅう/芍薬/人参/桂皮/牡丹皮/甘草 |
各2.0g |
生姜 |
0.3g |
呉茱萸 |
3.0g |
阿膠 |
2.0g |
目標
口唇は常に乾いている。
血が不足しているので月経不順や更年期障害など女性特有の症状がみられ、肌は乾燥して潤いがない。血の不足のため気持ちが落ち着かず不眠などの精神神経症状もよくない。
不妊症にもよく用いられるが証を誤ってはならない。
下腹部に冷えや不快感を実感することが多い。
裏寒である。
下腹が冷えていると子宮発育不全にもつながるし、月経不順はもちろん更年期障害の症状も現れる。
陰虚で乾燥しているので手足や唇といった外気と常に触れ合う部分は乾燥が顕著となる。
適応症
体力中等度以下で,手足がほてり,唇がかわくものの次の諸症:月経不順,月経困難,こしけ(おりもの),更年期障害,不眠,神経症,湿疹・皮膚炎,足腰の冷え,しもやけ,手あれ(手の湿疹・皮膚炎)
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