中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第198号 2006年2月20日
薬湯の利用方法(はまごう湯)、薬酒の楽しみ方(肉豆く(にくずく)酒)
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はまごう湯
「はまごう湯」
はまごうは三十〜六十センチになる落葉小低木で本州、四国 九州に自生する。
漢方ではこの果実を蔓荊子、葉を蔓荊葉と いっている。
解熱、消炎、鎮痛に良い。
カンフェンなどの精油成分のほか、脂肪油、フラボノイドが含まれており、この薬湯で入浴すると頭痛、関節痛、打身や 手足のしびれやひきつり、風邪にも効果がある。
薬酒の楽しみ方
「肉豆く(にくずく)酒」
ニクズクは皮付きのもの八十グラム、皮を除いてこれを砕く。
甘味料三百グラム、焼酎一リットル、以上を瓶につめ 一ヶ月貯蔵すると芳香の高い暗黄色のピリッとした薬酒が できる。
玄宗皇帝や楊貴妃も愛用してと伝えられる。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
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