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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第249号 2007年2月19日
坂と用水のある街、金沢「辰巳用水」、薬用茶の楽しみ方「天門冬茶(てんもんどうちゃ)」
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坂と用水のある街、金沢「辰巳用水」
「辰巳用水」
兼六園内の辰巳用水の専用取水路は犀川浄水場の横にあった。
そこから、すべて暗渠で兼六園に向かって流れているというが、これは現代になってからの工事のようだが、これも並走する形とはいえ江戸時代の当時とは勝っては劣らぬような工事に思えてならない。
薬用茶の楽しみ方「天門冬茶(てんもんどうちゃ)」
「天門冬茶(てんもんどうちゃ)」
天門冬は日本の関東以南、台湾、中国などの暖かい地方に自生するユリ科の多年草、クサツギカズラの塊根である。
アスパラガスは同属である。
根には粘液質やアスパラギン、βーシトステロール、サポニンなどが含まれ、抗菌作用、インターネット誘起作用が報告されている。
作用は麦門冬とほぼ同じである。滋養強壮、咳止めに良い。
ひどい咳には麦門冬、地黄と併用する。
天門冬百五十グラム、水を加え、半分近くまで煎じる。
黒砂糖を加え暖かいうちに飲む。
(発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎 石川県金沢市片町1丁目1−29
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