| 
            
            
            
             中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン 
            「金沢の漢方薬、生薬専門店」バックナンバー
            中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第33号   2002年11月18日 
             
            精力剤(四)
             
            精力剤(四) 
            血液中のホルモンの分泌は正常なのに、どうしても勃起しないという勃起不能(インポテンツ)、あるいは勃起しても、いざ挿入となると萎えてしまう。こういう症状の勃起不全もみられます。 
             中高年に限らず若い人にもみられる症状ですが、その原因としてはストレスなどによる神経性、また糖尿病など慢性病の影響があります。さらに、中高年、あるいは老年のかたの加齢による勃起不能がありますが、この人たちは勃起中枢神経を刺激する精力剤を服用することで症状が治ります。 
             この勃起中枢を刺激するのが塩酸ヨヒンビンです。これは人工的に化学合成されてつくられた物質ですが、もとになっているのは、ヨヒンビンという西アフリカ地方にしか生えていないヨヒンベの木の樹皮や葉の中に含まれている物質です。 
             このヨヒンビンは西アフリカの人たちが、催淫と強精の目的で古くから愛用してきました。 これを人工的に精製したのが塩酸ヨヒンビンなのです。勃起のメカニズムは先号で説明しましたが、エッチな事を大脳が察知すると、脳の前頭葉にある勃起中枢神経が刺激され、
            そこから仙髄にある勃起神経に命令が届き、ペニスが勃起します。 
             勃起不全の人は大脳が察知しても勃起中枢の働きが弱いため、勃起命令を出せないわけです。塩酸ヨヒンビンは  勃起中枢を直接刺激し興奮状態にさせますから、
            その刺激がそのまま仙髄に届き、ペニスの血管を拡張させ勃起させるのです。 
             バイアグラより以前から厚生省がインポテンツ治療薬として認めているように、その効き目は抜群です。人によっては一回服用しただけで即効き目が現れたという反面、
            二週間位飲み続けて効果があらわれてきたという方もおいでます。 
             この塩酸ヨヒンビンが勃起力をたかめるのに対し、射精力をたかめるのが硝酸ストリキニーネです。 この二つの物質を同時配合することによって効果はグレイドアップし副作用も軽減され安全性はたかまります。 
             塩酸ヨヒンビンは一種の血管拡張剤ですが、服用すると最初は血圧は下降しますが、次第に上昇し心臓が動悸を打つようになります。高血圧症の方は不向きです。 
             しかし、用法用量を守ってきちんとのめば何の心配もありません。更に、男性ホルモンの入った製剤と併用すれば効果は更に上向きます。 
             つぎにヨヒンビン製剤としては  ●ハンビロン  ●ストルピンM  ●マヤ金蛇精  ●ツンバ   などがあります。各製剤の詳細は下記HPでご覧下さい。 
             
            (発行者)中屋彦十郎薬舗(株) 中屋彦十郎   石川県金沢市片町1丁目1−29 
             
            掲載された記事を無断で転載することは禁じます。 
             
            
            
            
            
              ©2001 -  中屋彦十郎薬舗株式会社  All rights Reserved.  
              プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記    
               
              本社・薬局/通信販売 
               〒920−0981 石川県金沢市片町1丁目1-29 TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306 
              工場 
               〒921−8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366  
             
             |