中屋彦十郎がお届けする、金沢、生薬漢方薬についてのメールマガジン
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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第5号 2002年5月7日
金沢の新交通システムについて
金沢の新交通システムについて
金沢の交通渋滞は年を重ねるごとにひどくなってくる。
特に冬期間は普段は車で10分で行けるところでも30分位かかる。 こんな時は他の交通手段がないか考えることもある。
しかし採算にのるのかが最大の課題だろう。
金沢の駅西に新県庁舎が移転する事になった。
業務が始まると冬期間のアクセスが今から心配だ。
最近、新交通システムについて視察をしたとか、議論をしているとか新聞紙上をにぎわしているが
30年まえから地下鉄は採算上からどうかとか、無人の高架電車、ガイドウェーバス、LRTがいいとか話題になっていた。
シテイライナーも候補にあがっているが、あれはレーンの決まっているただのバス。
公共交通は利便性、快適性乗車賃が安価であることが必要である。
これらの点を考慮して、私案だが移転後の旧県庁跡地に交通センターを作り新県庁舎との間の道路を二階建てにして二階部分にシテイライナーを走らせる。
交通センターに入れば後はバスとして利用すればいい。
金沢市内のバスは殆どが金沢駅に向かって走っている。
町と町との間の路線がないため大変不便でこのことが車に頼る原因になっている。
中心部にバスセンターを作り町路線間バスを新設すればバスの魅力は増す。
夜も12時頃まで香林坊発のふらっとバスを運行すれば金沢一の歓楽街片町に酔客が戻ってくるかもしれない。
「都市格」を議論するならば、まず都市の魅力とは何かを考えるべきだろう。
人ごみ、雑然性、匿名性、猥雑性、機能性、華やかさ等も必要だ。 プロ野球やJリーグの観戦もたびたびできることも重要だ。
これからは都市間競争も更に激しさを増すだろう。 60万都市に向けて、周辺市町村との合併も急ぐべきだろう。
明治初期、江戸、大阪、京都に次ぐ12万人の人口を擁した金沢は今、全国で30数番めに凋落している。
都市の「格式」にこだわるなら人口を増やすことは重大な要素だ。
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