苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
当ページは苓桂朮甘湯処方の解説をしております。
→苓桂朮甘湯の通販購入ページはこちらから
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)【傷寒論・金匱要略】
苓桂朮甘湯はめまいの第一選択としてよく利用される。
めまいの中でも水毒を原因とするものに有効で、めまいの他に、お腹に水が溜っている状態(胃内停水)が目標となる。
頭を振ると特にめまいがひどくなる。
心悸亢進や神経症といった精神神経症状も伴うことがある。
「傷寒、もしくは吐し、もしくは下して後、心下逆満し、気上って胸を衝き、起てばすなわち頭眩す。脈沈緊、汗を発すれば則ち経を動かし、身振々として揺をなすものは苓桂朮甘湯これを主る。」(傷寒論・太陽病中)
生薬名の一字ずつをとって処方名となっている。原典では茯苓桂枝白朮甘草湯。
構成生薬
茯苓 |
4.0g |
桂皮/甘草 |
各3.0g |
白朮 |
2.0g |
目標
小便量が減っている。体内に湿を溜めている方。貧血によるめまいは当帰芍薬散がよい。
適応症
立ちくらみ、頭重、胃内停水感などがあるもの 心悸亢進症、めまい、胃下垂、胃アトニー
▼苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう/漢方薬の通信販売:価格表)▼
自分に合った漢方を見つけよう
★症状から漢方薬を探す
(お悩みの症状から検索して、どんな処方がいいのか大まかにわかります。)
●体の部位で漢方を探す
●自覚症状から漢方を探す
★漢方薬販売
(その他の漢方処方薬を買いたい方はこちらをご覧ください。
各々の漢方処方について解説しております。)
★漢方相談できます→「漢方問診表」<<お勧めします
( ネット上から漢方相談が可能です。漢方薬生薬認定薬剤師が担当いたします。)
※※ご相談なさりたい場合は「漢方相談問診表」をご利用ください。
©2001 - 中屋彦十郎薬舗株式会社 All rights Reserved.
プライバシー保護方針 特定商取引法に基づく表記
本社・薬局/通信販売
〒920-0981 石川県金沢市片町1丁目1-29混元丹ビル TEL 076-231-1301/FAX 076-231-1306
工場
〒921-8117 石川県金沢市緑が丘21-9 TEL 076-245-3366
|