●青黛(セイタイ、せいたい)
開宝本草に青黛として収載されているが、別名は瀝青(れきせい)ともいわれる。
「基源」
多くの植物からえられる。
1)マメ科のキアイ(タイワンコマツナギ)の茎葉。
2)キツネノマゴ科リュウキュウアイの茎葉。
3)タデ科のアイの茎葉。
4)アブラナ科のターチンおよびタイセイ、ホソバタイセイの茎葉。
これらの茎葉を採集し、水に2〜3昼夜浸し葉が枝から自然と落ちるところ、枝を引き上げ、石灰を原料の約10分の一加え、十分攪拌し、液が深紅色になったときに、液面に浮いた藍色の泡沫を掬い取り乾燥したものが次品である。
沈殿物を乾燥したものが「球藍(きゅうらん)」である。
植物は生産地によって異なり、福建省ではタイワンコマツナギとリュウキュウアイ、江西省ではタイワンコマツナギ、河北省ではアイ、雲南省ではリュウキュウアイ、江蘇省ではタイセイなどを原料としている。
「産地」
中国、福建、河北、雲南、江蘇、安徽などに主産し、河北、福建、雲南が産量最大。
福建産が品質最良で「福青黛」といわれる。
「成分」
インジゴ約5〜8%が含まれる。

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