温清飲(うんせいいん)
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温清飲(うんせいいん)【万病回春】
名称の通り「温」と「清」を兼ねた処方。温は四物湯の内容で、清は黄連解毒湯の内容に当てはまる。
荊芥連翹湯や一貫道の竜胆瀉肝湯はこの処方を礎にして構成されている。
温清飲の「温」の内容で陰を補い皮膚の真皮を流れる血に栄養を与え、血を補う。新血から滋養を受けた皮膚がターンオーバーを繰り返すと元気な皮膚が表皮に現れてくる。
皮膚表面の炎症は温清飲の「清」の内容が担当する。炎症を鎮め、色素の沈着を起こさないようにする。
主にアレルギー(アトピー性皮膚炎)などで表皮に慢性的な炎症が残る場合に有効な処方といえる。
皮膚乾燥の目安は皮膚から白く粉がこぼれるものは乾燥傾向とみてよい。
皮膚の色つやが悪いのは元気な血を補えていないからで、元気な血が豊富な方は子供の肌のようにハリと潤いがあって血色がよい。
子供の皮膚と対照的ならばこの処方の適応に入ってくる。
経血が少なめで月経不順の方や熱証傾向であればこの処方となる。
構成生薬
地黄/当帰 |
各4.0g |
芍薬/川きゅう/黄ごん |
各3.0g |
山梔子 |
2.0g |
黄連/黄柏 |
各1.5g |
目標
皮膚の色つやが悪く浅黒いことが多い。月経困難や更年期障害の症状がある一方で乾燥して湿疹や皮膚炎をおこしやすい。
適応症
体力中等度で,皮膚はかさかさして色つやが悪く,のぼせるものの次の諸症:月経不順,月経困難,血の道症,更年期障害,神経症,湿疹・皮膚炎
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