風邪初期と肩こり/葛根湯(かっこんとう)
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葛根湯(かっこんとう)【傷寒論・金匱要略】
葛根湯はうなじに汗をかいていない状態で、ゾクゾクと悪寒がして明日の朝には風邪を引いているだろう。 という状態に用いる。
葛根湯を服用して汗をかき始めたら、次の日は風邪を引かずに朝を迎えられる。そのため常備しておく必要がある。
葛根湯と温かい御粥またはうどんを併用するとよく汗をかく。
風邪に続発する炎症によく用いる。
また、項背のこりを改善して血行を促すので肩こりにも使う。痛みを散らす効果もあるので、肩こり、頭痛、神経痛、身体痛にも応用される。
「太陽病、項背こわばること几几、汗なく悪風するものは葛根湯これを主る」(傷寒論・太陽病中)
構成としては桂枝湯に葛根と麻黄を加えたものなので、悪風(ゾクゾクして風を嫌がる)する。
構成生薬
葛根 |
4.0g |
麻黄/大棗 |
各2.0g |
桂皮/芍薬 |
各1.5g |
甘草 |
1.0g |
生姜 |
0.5g |
目標
服用して汗をかくことが目標になるので、汗をかくこともできないほど衰弱している方には向かない。
適応症
体力中等度以上のものの次の諸症:
感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
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