痛風
痛風とは
痛風は帝王の病と昔からいわれてきましたが贅沢病として現代人には一般的な病になってきました。原因は美食 (特にタンパク質)のとりすぎで、代謝障害をおこし、血液中に尿酸が異常に増加して、手足の関節に沈着しておこります。とくに男性に多発します。症状は、夜間などに突然関節の激痛をおぼえることからはじまります。
痛みは足の親指の関節にくることがもっとも多く、ついで足首、膝、肘、手の指などがはれあがって熱をもち、激痛で立てなくなる状態になります。
一週間位で一応おさまったようにみえますが、しばらくするとまた痛風発作がおこり、一年に数回繰り返すようになります。
痛風の治療は西洋医学でもいい薬はありますが、根本的に体質を治していく漢方薬の服用と食養生が大切なことはいうまでもありません。
- 大柴胡湯合桃核承気湯 ・大柴胡湯合桂枝茯苓丸
美食や酒がすぎ、贅肉がついている、肥満型または重役型の人の痛風にもちいます。上腹部が緊張して、胸脇苦満がみとめられ、下腹部にも「おけつ」の抵抗と圧痛がみとめられる場合にいい。
- 防風通聖散
俗にいう太鼓腹で、臍を中心としてでっぷり太った肥満型の人の痛風に用います。肩こり、息切れ、頭重、のぼせ、便秘などの症状の伴うものに用います。
- 防已黄耆湯
一般に色が白く、筋肉が柔らかく、いわゆる水太りの肥満型の人の痛風に用います。体にしまりがなく、非常に疲労しやすく、汗をかきやすく、尿の出が少ないなどの症状に敵します。
- 越脾加朮湯
発熱して、悪寒がし、のどが渇いて汗が出る、尿の出が少ないような場合に効果があります。
- その他
柴胡桂枝湯があります。
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