白朮(ビャクジュツ、びゃくじゅつ):漢方薬、生薬の通信販売

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●白朮(ビャクジュツ、びゃくじゅつ)

白朮(ビャクジュツ)生薬の通信販売ページ

第二類医薬品、神農本草経の上品に「朮」の名で収載されている。
現在朮は「蒼朮」と「白朮」に区別しているが、この別を最初にのべたのは陶弘景であって、「朮には白、赤の二種類あり,」といい、隋、唐の薬方を多く収載した「千金方」や「外台秘要方」などには白朮の名が多くみられる。
宋の寇宗 には蒼朮と白朮の区別をはっきりし、十分識別をようするといっている。
明代になると「本草綱目」には蒼朮と白朮を別項としている。

(起源)

  1. 中国産:キク科のオオバナオケラの根茎をそのまま乾燥または蒸乾したもの (唐白朮) 。
  2. 日本産および韓国産:オケラの根茎である。 (和白朮)

(産地)

  1. オオバナオケラ:中国 (浙江、安徽、湖南、江西省など)
  2. オケラ:中国東北地方、朝鮮半島、日本。

(成分)

精油2〜3% (アトラクチロン、アセトキシアトラクチロン、アトラクチレノリドなど) を含む。

(応用)

漢方で言う水毒を除く要薬として応用する。

(処方例)

五苓散、苓桂朮甘湯、人参湯、四君子湯、半夏白朮天麻湯など。

(用法・用量)

煎剤、丸剤、散剤。1日1.5〜3.0グラム。

京都、祇園の八坂神社のおけら参りという行事が あります。大晦日の夜に火を焚きおけらをくべる神事が行われてい ます。おけらをくべたこの火を、縄に移し持って帰り、元旦の お雑煮を作る種火に用いると一年間無病息災に過ごすことができると 信じられています。「おけら参り」として親しまれています。大晦日の京の街を火縄をくるくる廻しながら帰る人々の姿は京都の風物詩として広く知られています。
「屠蘇散」にもこのおけらが配合されています。屠蘇散にはこの他、山椒、防風、桔梗、蜜柑皮、肉桂皮が配合されていますがこれを元旦の朝、お燗をしたお酒に入れて飲むと一年間無病息災でいられると伝えられています。おけらは漢薬名を朮 (じゅつ) と言い (求ではない) 、蒼朮 (そうじ ゅつ) と白朮 (びゃくじゅつ)の二種があります。漢方の古典「神農本草経」の上品に朮として収載されています。いずれも水毒をさり、脾胃を健やかにするという点では同じですが蒼朮は発汗に作用し、白朮は止汗に作用すると本草綱目 (1596年 漢方薬の古典) は述べています。キク科のホソバオケラという植物の根茎です。ホソバオケラは江戸時代 に既に日本に渡来し栽培されており、「古立蒼朮」、「佐渡蒼朮」 と称されていましたが、今日では佐渡島の一部や各地薬草園で見本的に栽培されているにすぎません。成分として精油が含有されています。漢方でいう水毒の要薬 です。

白朮(ビャクジュツ)生薬の通信販売ページ

白朮(和・オケラ) 中国 刻み 500g

白朮(和・オケラ) 中国 丸切 500g

白朮(唐白朮・オオバナオケラ) 中国 刻み 500g

白朮(和・オケラ) 中国 粉末 500g

※比較参考される生薬※

蒼朮

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<使用上の注意>
 体質や体調により合わない場合は摂取を中止してください。

<取扱上の注意>

  1. 開封後は、性質上吸湿することがありますので、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。  
  2. 本品は天産品ですので、色・味・においなどが多少異なることがありますが、品質には問題ありません。  
  3. 本品には防虫・防カビのために脱酸素剤が封入されておりますが、これを本品と一緒に煎じたり、食べたりしないようご注意ください。

<煎じ方>

「煎じる」という意味は、刻んだ乾燥品を水で煮て、その成分をしみださせることです。
その煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲むわけです。
毎日煎じ、その日のうちに飲むのが良い。
1日量を3回分に分け、食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間)に服用するのが目安です。

  1. まず煎じる容器を用意する。
    (土鍋などの焼き物か、ガラス製のものが一番いい。ホウロウびきやアルミ、アルマイトのやかんでもよいが、鉄や銅のものは避ける。)
  2. 容器の中へ1日分の乾燥した刻み品をバラにして入れ、水を加える。水の量は大人で普通600mlぐらいである。
  3. 次に火にかける。火は中火より少し弱くする。
    10分か20分で沸騰してきたら火をさらに弱くして煮こぼれないようにして、軽く煮立つようにする。このとき容器のふたはとっておいてもよい。
  4. 容器の中の水の量が約半分に減ってきたら、火からおろし、ただちに茶こしガーゼなどで、「かす」をこして取り去る。
    カスを液体の中に入れたままにしてはいけない。水の量が約半分に煮詰まるまでの時間は約40分位が最適で、そのように火加減をすると良い。
    水の量が半分になったのを知るには、煎じる前に刻み品と約半分量の水を入れ、その時の水分位置を覚えておくとよい。
  5. 約300mlまで煎じ詰めたら、朝、昼、晩と1日3回に分けて飲んでください。1回量は約100mlです。
    温かいうちに飲んだほうがいいですが、夏の暑いときなどは残りは冷蔵庫に保管し、服用前に温めなおして飲んでもよろしいです。
※粉末の場合:粉末をそのまま服用する、又は一日量に少量のお湯とハチミツを加えて練りものとすることもできます。
※お茶にする場合:お茶にする場合は加熱時間を10分程度とすることもできます。

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