●夏枯草 (かごそう)
夏枯草は神農本草経の下品に収載されています。
| 起源 | シソ科のウツボグサの花穂もしくは全草、韓国産夏枯草の一部は、ビャクダン科のカナビキソウの全草「土夏枯草」ともいわれる。花穂が半分枯れたころに採取する。日当たりのよい路傍にみられ、初夏に咲いた紫色の花が真夏に褐色に変化することから夏枯草といわれ、また花穂の形が「うつぼ」という矢を入れる道具ににているためウツボグサと名付けられた。 |
| 産地 | 中国 (江蘇、安徽、河南省など) 、韓国、日本(長野、四国) |
| 成分 | トリテルペノイド (ウルソール酸及びその配糖体ブルネリン、オレアノール酸、フラボノイドを含有する。) |
| 薬理作用 | 弱い強心利尿作用 (ウルソール酸、ブルメリン) |
| 応用 | 降圧利尿、消炎薬として、水腫、小便不利、淋疾等に用いる。漢方では肝熱を清し、硬結を散じる効能があり、高血圧や結膜炎、めまい、頚部リンパ節腫大甲状腺腫、乳腺炎、乳ガン、肺結核、帯下などに用いる。日本では利尿薬として膀胱炎
(淋疾) 、腎炎に用いる。家庭薬の利尿剤としてしばしば配合されている。
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| 処方例 | 夏枯草湯など。外用。 |
| 用法・用量 | 煎剤、丸剤、膏剤、薬湯、塗布。1日3〜6グラム。 |