●杭菊花 (こうきっか)
神農本草経の上品に収載されています。
| 起源 | キク科のキクまたはシマカンギクの頭上花。白菊花、抗菊花、甘菊などの多くの名称があります。日本に輸入されるものは黄甘菊が主である。中国では2000年以上前からキクを薬用として栽培していた記録がある。栽培のキクはシマカンギクとチョウセンノギクの交配種を改良したものと考えられている。日本には古くから観賞用として多くの品種が栽培されているが、薬用には食用ギクを用いる。菊花をお茶として飲む風習や菊を原料とする酒、菊花を用いた料理などがある。古くから草枕のひとつとして枕のなかに菊花をつめる風習がある。日本では野菊花が菊花として扱われている。 |
| 産地 | 中国 (安徽、河南省) |
| 成分 | 香気成分カルボキシリック酸、ラムノグルコシド、アピゲニングルコシドアデニン、コリンなどを含みます。 |
| 薬理作用 | 弱い体温低下 (大量で循環器障害、毛細血管抵抗性増強、抗菌抗真菌。 |
| 応用 | 解熱、解毒、鎮痛、消炎薬として、感冒、発熱、悪寒、頭痛、目赤腫痛、視力の改善、目の充血、視力の低下、化膿性の炎症などに用いる。めまい、などに応用する。叉、動脈硬化、高コレステロール症などに金銀花を配して応用する。茶剤にもする。清熱、解毒薬として用いる。 |
| 処方例 | 杞菊地黄丸、釣藤散、など。 |
| 用法・用量 | 散剤、丸剤、煎剤。1日2〜5グラム。
|
菊花の粉末はシマカンギク(野菊)の花の粉末である。
|
3400(税込3570円) |
日本では野菊花が菊花として扱われているため、本来の菊花を求めたい場合は「杭菊花」と指定する必要
がある。杭菊花(こうきくか)とは浙江省産のものをさしている。一般的には杭菊花は頭痛や目の充血など炎症に対する作用が強いといわれている。
|
|