乳香:生薬、民間薬販売
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●乳香(にゅうこう)
宋代の図経本草の沈香の項に記載されているが、現在の市場品と異なるといわれている。
「基源」
紅海沿岸、、アラビア半島からトルコにかけて分布しているカンラン科の低木、ニュウコウジュの膠状の樹脂を用いる。
幹の皮に傷をつけ、数日後に傷口からしみ出して固まった樹脂を採取する。
芳香のある、乳白色の樹脂が浸出するため乳香の名がある。
没薬とともに古代オリエント、エジプト、ギリシャ、ローマ時代の代表的香料である。
宗教儀式に薫香料として用いられた。
「産地」
アフリカ東北部ソマリ海岸地区、アラビア海岸。
「成分」
樹脂60〜70%、ガム質27〜35%、精油3〜8%。
「作用」
抗炎症、鎮痛、抗菌。
「応用」
鎮痛、消炎薬として、経閉経痛、打ち身などに応用される。
「用法・用量」
煎剤、丸剤、散剤。1日1〜3g。
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