蝉退(せんたい)
「名医別録」に蝉殻の原名で収載されている。現在中国では一般的には蝉脱と称している。
「基源」
(1)セミ科のスジアカクマゼミの脱殻(裸蛹の全乾燥体)、そのほか昆虫の幼虫の脱殻、これは「金蝉衣」
といわれたものである。
(2)日本産は主としてアブラゼミまたはクマゼミなどの脱殻である。蝉退は種類が多い。
「産地」
中国の山東、河北、江蘇、湖北、山西省で、なかでも山東、河北省産は産量が多い。
日本、韓国。
「成分」
不詳、キチン質。
「薬理作用」
上顎神経節伝達抑制、骨各筋弛緩、鎮静。
「応用」
民間では解熱、鎮静薬、風邪などの発熱、悪寒に解熱薬として用いられてきた。
ジンマシンなどの皮膚掻痒症に止め痒的効果があるとされる。咽喉炎、結膜炎などの症状に消炎作用も報告
されている。
化膿症や中耳炎に粉末にして塗布する。中国では破傷風、慢性ジンマシン、化膿性中耳炎にも効果があるとのこと。
「処方例」
消風散。
「用法・用量」
煎剤、1~3グラム(3~6グラム)。
| 蝉退 中国 粉末 500g 9600円(税込10080)
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