●乾姜 (かんきょう 生姜、乾生姜)
神農本草経の中品に「乾キョウ」の原名で収載されている。キョウは彊なり。通常は彊は姜と約す。
| 起源 | ショウガ科のしょうがの根茎。現在日本市場には「生姜」と「乾姜」の二種類がある。生姜はショウガの根茎のコルク皮を去り、そのまま乾燥したもの。乾姜は蒸乾したもの。中国産のものには皮付きのもの
(四川省産の均姜)
もあります。 古来漢方処方で用いられる生姜は、いわゆる「鮮姜」のことで、ショウガの生の古根 (ひねしょうが) をそのまま使い、乾姜と方書に記されたものは乾燥品を用いています。 現在漢薬市場の生姜は、いはゆる漢方で言う「乾姜」で「乾生姜」と称している。漢方的には生姜は辛温で発散の作用が強く、感冒や嘔吐の常用薬であるのに乾姜は熱性が強く、体内の冷えによる症状の治療に用いる。乾姜の主な効能に温裏・補陽・化痰などがある。これらの作用は熱性の強い附子と共通するが、古来より「附子は走りて守らず、乾姜はよく走りてよく守る」といわれている。 |
| 産地 |
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| 成分 | 精油を0.25〜3.0%含有し、辛味成分0.6〜1.0% (ジンゲロール、ジンゲロン) がふくまれている。 |
| 薬理作用 | 中枢抑制 (ジンゲロール、ショーガオール) 鎮痛 (ショウガオール) 。プロスタグランジン生合成阻害 (シンゲロール) 。鎮痙 (精油) 。伝導麻酔 (水エキス) 。抗腫瘍 (水エキス) 。嘔吐抑制 (生姜汁) 。 |
| 応用 | 芳香性健胃、矯味、食欲増進薬、日本の漢方でいう生姜は、新陳機能を促進し、水毒を去る目的で嘔吐、咳嗽、腸満、陽実証の発熱、鼻ずマリなどに用いる。一方、乾姜は腹冷痛、腰痛、瀉下等に用いる。一般に生姜は乾姜より健胃、鎮嘔の効が大であり、乾姜はもっぱら裏寒の証において中をあたためるために用いられている。 |
| 処方例 | 小半夏湯、小半夏加茯苓湯、大建中湯、苓桂朮甘湯 |
| 用法・用量 | 煎剤、3〜9グラム。粉末の1日最大量は1グラム。 |
| 乾姜 中国 丸切 500g 1600円(税込1680円)
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2500円(税込2625円) |