生薬で薬湯を楽しむ「皮膚病編」:漢方薬、生薬の通信販売

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●皮膚の炎症に効く薬湯

あせも、にきび、肌荒れ、しもやけ、切り傷、擦り傷、あかぎれ、ひび、湿疹、かぶれなど皮膚のトラブルには、主として、
収斂、止血、殺菌、消炎、皮膚の物質代謝などの作用がある成分を含んだ材料の薬湯が効果がある。

(ここがコツ)
入浴時には、体にさしさわりのないようにぬるめのお湯加減にして
(体温よりも2〜3度高い程度が目安です)じっくりと温まることがポイントです。

▼実際に作ってみよう!という方は生薬名をクリックして頂くと、各生薬の購入ページに移動します。

ももの葉湯
(生薬名:桃の葉

ももの葉の生薬を二握りほど木綿袋に入れ、水から風呂に 入れて沸かす。

あせも、ただれ、おできに良い。


えんじゅ湯
(生薬名:槐花

エンジュは高さ十五〜二十メートルになる中国大陸原産のマメ科の落葉高木。

日本には古くに薬木として輸入され、現在では、公園、街路樹、庭などに植えられるほか、山野に野生化している。

エンジュの花の蕾は槐花、果実を槐角、葉を 槐葉と呼んでいる。

主として止血薬として利用されていた。

主成分はルチン、トリテルペン、カンフェロールなどが含まれている。

エンジュの湯に入浴すると、切り傷、擦り傷をはじめ痔疾、ニキビの効がある。

(作り方)一回分二つかみを鍋に入れ、水から火にかける。
その煮汁を漉しとって、風呂に入れ良くかき混ぜて入浴する。


ウラジロカシ湯
(生薬名:ウラジロカシ

ウラジロカシは十五~二十メートルの高さになるブナ科の常緑高木。

太平洋側では宮城県以西、日本海側では新潟県以西の本州と四国、九州に分布し、山地に多く生えるほか、公園や庭にも植えられる。

葉の裏面は粉白色しているのが名前の由来で、成分としてはタンニンやリグニンが含まれ収斂作用がある。

この薬湯で入浴すると切り傷、火傷、擦り傷、ニキビ、 肌あれなどの肌荒れや痔疾に効果がある。

(作り方)葉のついた枝を天日乾燥して、細断し、一回三つかみ分を鍋で煮出す。
この煮汁を漉しとって、風呂に入れよくかき混 ぜて入浴する。


ビワ湯
(生薬名:枇杷湯

ビワは高さ五~十メートルになる中国原産バラ科の常緑高木で、日本には千年以上前に渡来し果樹として栽培されるほか、庭にも植えられている。

ビワの葉にはビタミンB17など細胞の活性化や消炎の働きがある成分が含まれており、この薬湯に入浴すると、あせも、湿疹、かぶれ、肌荒れ、あかぎれ、 にきび、しもやけなどの皮膚疾患や打身、捻挫にも効果があり、肌を美しくする作用があるため美肌作りに効果的である。

(作り方)枇杷葉刻みを一掴みして袋詰めし、水から沸かし、煮汁ととも
に風呂に入れる。



くり湯
(生薬名:くり湯)

栗は樹高十五〜二十メートルになるブナ科の落葉高木で、 北海道から本州、四国、九州まで分布し各地の山野でみられる。

ほか、果樹としても栽培され公園や庭木に植えられる。

薬用として利用するときは自生種を用いたほうが良い。

クリの葉や樹皮、イガにはタンニン、クエルセチンが多量に含まれ止血や消炎作用がある。

この薬湯で入浴するときりきず、すりきず、やけど、湿疹、吹き出物などに良い。

(作り方)葉は夏に、樹皮やイガは秋に天日で乾燥させる。
葉や樹皮はふたつかみ、イガなら十個分を鍋で二十分ほど煮出し煮汁を漉しとり、これを風呂へ入れる。



ミョウバン湯
(生薬名:ミョウバン)

明礬とは硫酸アルミニウムとアルカリ金属、アンモニュウム、タリウムなどの硫酸塩との複塩の総称であるが、 通常明礬というときには硫酸アルミニュウムの水溶液に流酸カリウムを加えて結合させたアルミニュウムカリ明礬のことをさす。

色を良くするために漬物に入れたり、草木染に使うのはこれを熱して粉末状にした焼明礬である。

この明礬には収斂作用があることから、これを加えたお湯に入浴するとじんましんによる皮膚のかゆみや、圧迫性、接触性の皮膚炎によるかゆみがおさまるほか、あせもにも効果がある。

この明礬湯は体温の発散を促進するから、浴後の清涼感が得られ、汗かきには清涼感がえられると好評である。

(作り方)一回分として一つの明礬を風呂に入れ、よくかき混ぜて入浴するが、体温より二〜三度高めの風呂がいい。


しいたけ湯
(生薬名:しいたけ)

しいたけはひらたけ科のキノコで、春と秋に、シイ、カシ、コナラ、クヌギ、ミズナラなどの広葉樹の倒木や切り株、枯れ幹などに発生するほか原木やおがくず菌床による栽培が盛んに行われている。

しいたけ栽培の観光農園ではすでにシイタケ風呂を開催していてなかなかの好評である。

しいたけにはカリウム、リン、鉄、ナトリウムなどのミネラルが多いうえ、ビタミンB群やDも含まれているから、皮膚の活性化や保温がよく、この薬湯に入浴すると、にきび、ひび、あれ肌、傷の後遺症などによいほか、風邪の予防や疲労回復にも役立つ。

(作り方)一週間ほど天日で乾燥し干ししいたけを作っておく。
一回分の分量として、二つかみ分のシイタケを細かく刻んで袋に入れ、袋ごとぬるま湯にひたして半日ほどおき、このひたしておいた汁と袋をお風呂に入れよくかき混ぜて入浴する。


かじめ湯
(生薬名:かじめ)

カジメは褐藻類コンブ科カジメの海藻で、関東以西の太平洋岸と四国、九州に分布する。

岩の上に根を下ろし円柱形の硬い茎を伸ばし、その先に幅の広い葉を広げ一〜二メートルに成長する。

根を深くはらないため、海が荒れると、岸辺に大量に漂着したりする。

この葉の部分を薬湯にする。

カジメにはアルギン酸やヨードのほかカリウム、鉄、フッ素、ビタミンなどが豊富で、この薬湯に入浴すれば新陳代謝を促進して皮膚組織を活性化させ、 湿疹、かぶれ、やけどなど皮膚の症状には効果的である。

(作り方)カジメは三日ほど乾燥させ、 一回分として一株を沸いた風呂に入れる。
成分が出て湯が褐色になったところでよくかき



やろう湯
(生薬名:セイヨウノコギリソウ)

ヤロウは三十〜百センチの草丈になる地中海沿岸地方の原産のキク科の多年草で、和名ではセイヨウノコギリソウである。

ヤロウにはアズレン、αーピネン、リモネン、ボルネオールなどが含まれていて、収斂、抗菌、止血、消炎、鎮痛などにすぐれた効き目がある。

この薬湯に入浴すると擦り傷、切り傷、カミソリ負けなど皮膚や粘膜の炎症をはじめ神経痛、腰痛などに効果がある。

花期に花のついた地上部全草をとり、陰干しで乾燥して細断したものを使う。

(作り方)一回分二つかみを布袋につめ、湯にひたして十五〜二十分蒸らし、その液と袋を風呂に入れ、よくかき混ぜてから入浴する。



ごぼう湯
(生薬名:牛蒡)

ゴボウ(牛蒡)はヨーロッパからアジア中部が原産のキク科の越年草で日本には十世紀初頭に移入され、広く栽培されるようになった。

もともと原産地方ではこれを食する習慣はなく、根や種子を薬用として利用してきた。

牛蒡の主成分はイヌリンであるが、タンニン、精油、苦味素、粘液物質などが含まれており、すぐれた血液浄化作用がある。

そのためヨーロッパでは主として、外傷、ニキビ、しっしん、かぶれなどの皮膚のトラブルや肝臓、腎臓、 膀胱といった排出をつかさどる臓器の機能促進の薬として利用されてきた。

この薬湯に入浴すると、その浄化作用や代謝促進の作用によってかぶれ、あせも、にきび、できものなどの皮膚の炎症や、関節や筋肉の炎症にも優れた効き目を表す。

春に葉をとり、天日で乾燥したものを利用する。

(作り方)一回分の使用量として二〜三つかみを袋に入れ、熱湯をかけて十五〜二十分ほどむらし、その汁と袋を風呂に入れる。


パセリ湯
(生薬名:パセリ)

パセリはヨーロッパ南東部原産のセリ科の多年草で、古代ギリシャの時代から香味料として利用されてきた野菜である。

和名はオランダゼリとよばれたが、今ではパセリが一般的呼称となっている。

パセリの葉や茎をちぎると強い芳香を放つが、これは精油成分のせいである。

ほかにもビタミンA、Cなどが豊富に含まれている。

パセリの効果は消臭作用でワキガに悩むひとにはうってつけといえる。

またリュウマチ、神経痛、うちみ、ねんざ、外傷 のほかストレス解消や安眠にも効果がある。

(作り方)一回分として、市販されているパセリ二束を適当な大きさに刻んで袋につめ、これを浴槽にいれ水からわかして入浴する。


どくだみ湯
(生薬名:十薬 (じゅうやく)

ドクダミは草丈二十〜四十センチになる日本特有のドクダミ科の多年草で、本州、四国、九州」に分布し、平地から低山地までごく普通にみられる。

特有の臭気があるが、乾燥すれば消失する。

生薬名を十薬といっている。クエルシトリン、イソクエルシトリン、脂肪族アルデヒドが含まれ、抗菌、解熱、 解毒などの働きがある。

この薬湯に入ると、きりきず、すりきず やけど、できもの、あせも、湿疹などに効果がある。

(作り方)一回分として生薬三つかみを袋に詰め、湯船にいれ水から沸かして入浴する。


おおばこ湯
(生薬名:車前子 (しゃぜんし

オオバコ(車前草)は草丈十〜三十センチになるオオバコ科の多年草で、平地や山地を問わず見られる。

車のわだちに沿って群生するところから車前草と呼ばれる。

種子は車前子と呼び、消炎、利尿、咳止めに利用する。

オオバコには配糖体のアウクビン、フラボノイドのプランタギニン、粘液多糖体が含まれ消炎作用がある。

この薬湯に入浴すれば、切り傷、擦り傷、できもの、はれもの、ニキビ、あせも、湿疹などの皮膚疾患に効果がある。

(作り方) 夏に花をつけた全草を採り天日で乾燥して 細断したものを用いる。
一回分として二〜三掴みを採って布袋に入れ、弱火で煮出し、その煮汁と一緒に湯船へ入れる。


オトギリソウ湯
(生薬名:弟切草

オトギリソウは日のよくあたる山野に自生する多年草で、夏 黄色の五弁花を開く。薬用には八〜十月、地上部の茎葉を根ぎわから刈り取り、日に干します。

生薬名は小連翹です。 乾燥させた地上部を刻み、木綿の袋に二握りほど詰め、湯に入れます。

ゲンノショウコを加えるときは同比率で加えます。

いずれもタンニンを多く含む植物で、タンニンが湯に溶けて、冷え性を治すのではないかと考えられます。

(作り方)


あかめがしわ湯
(生薬名赤芽柏(あかめがしわ

あかめがしわ(赤芽柏)は樹高五〜十メートルになるトウダイグサ科の落葉高木で、本州、四国、九州に分布し、各地の山野で普通にみられる。

漢方ではアカメガシワの樹皮を野梧桐といい、消炎、鎮痛剤として胃や十二指腸潰瘍の治療にも用いる。

できもの、はれものには葉を外用とする。

アカメガシワの葉や樹皮にはタンニン、イソクマリンが含まれこの薬湯に入浴すれば切り傷、すり傷、うちみ、できものなど皮膚の症状に効果がある。

(作り方)アカメガシワ湯を作るには、夏に葉と樹皮を採って天日乾燥し、適当な大きさに刻んでおく。
一回量としてふたつかみを布袋につめて煮出し、煮出しした汁と袋を一緒に水から沸かして入浴する。


いちじく湯
(生薬名:唐柿葉

イチジク(無果花)は高さ三~五メートルになる小アジア原産のクワ科の落葉高木。

日本には江戸時代に移入され、果樹として各地で栽培され、庭木としても植えられている。

イチジクの葉には蛋白質を分解する酵素であるフロックリンやクマリン配糖体が含まれており、皮膚に滑らかさや柔軟性を与えたり、炎症を鎮めたりする働きがある。

イチジクの葉の薬湯に入浴すると、痔疾のほか、ひびやあかぎれ肌荒れ、イボ取りに効果的である。

(作り方)一回分の分量としては生葉十 五枚程度を適当な大きさに刻み鍋にいれて水から日にかけ二十分ほど煮出す。
煮汁を漉しとって風呂にいれよくかき混ぜて入浴する。
生葉がない場合は生薬を代用すると良い。



やなぎ湯
(生薬名:柳枝)

ナギはヤナギ科の樹木でシダレヤナギを利用する。 シダレヤナギは樹高十〜二十メートルになる中国原産の 落葉高木。

日本には奈良時代に移入され街路樹、公園などにはよく植栽されている。

漢方ではこのシダレヤナギの枝を柳枝、葉を柳葉、樹皮を 柳白皮と呼び、消炎、鎮痛、解毒に用いる。

この薬湯で 入浴すると痛風、リュウマチ、神経痛などの痛みを和らげたり風邪の軽減の効果がある。

(作り方)葉のついた枝を天日乾燥して、細断し、一回三つかみ分を 鍋で煮出す。
この煮汁を漉しとって、風呂に入れよくかき混 ぜて入浴する。

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