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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第101号 2004年3月22日
江戸時代の薬(人参)、漢方薬膳料理(ひじき)
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江戸時代の薬(人参)
「人参」は高麗人参、朝鮮人参、御種人参とも呼ばれている。
古くから不老長寿、万病薬として珍重されてきた。
我が国には天平時代に渤海国から伝えられた。
江戸時代に非常に高価な薬として出回っていたので、幕府は一七二八年、田村藍水らが日光の御薬園で栽培に成功した。
その人参の種子が各藩に分け与えれれたところから、御種人参とよばれるようになった。
現在でも長野、福島、島根で栽培されている。
蛋白質、DNA,脂質合成促進作用、抗疲労・抗ストレス作用、強壮作用、降圧作用、降血糖作用が報告されている。
漢方では補気作用、健脾作用、安神作用、止渇作用を目標に多くの処方に配合されている。
漢方薬膳料理(ひじき)
ひじきにはカルシウム、リン、鉄、カリウム、ヨード、ビタミンB2、食物繊維が含まれています。
ミネラルと食物繊維が、血液をさらさらにしてくれ、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。
一、よく洗ってから戻したひじきと、一晩水につけた大豆を鍋に入れる。
二、ひたひたのだし汁を入れ、弱火で加熱する。
大豆が柔らかくなったら、砂糖、酒、しょうゆで味を整える。
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