不眠・精神不安・ノイローゼの方に
不眠は一般的な病態の一つで
- 気候・騒音・環境の変化などによる不眠
- 歯痛、神経痛などの痛みや掻痒 (かゆみ) による不眠
- 心配事や考えすぎなど、俗に心配性と言われる性格的、体質的傾向の不眠
- 動脈硬化や老人性痴呆など器質的病気による不眠など不眠の原因は様々あります。
又、一口に不眠と言っても
- 入眠障害-ねつきが悪い
- 途中覚醒-夜中幾度も目が覚める
- 早朝覚醒-朝4〜5時に目が覚める
- 熟眠感の欠如-眠が浅くうとうとして眠った感じがしない
いずれにしても、これらの症状でなかなか眠れないなどの症状の方は、眠る事を第1に考え、薬を選択すべきでしょう。
それに、良い睡眠をとるためにできること
- 環境面では寝室内温度は夏は25℃、冬は20℃前後にコントロールします。室内の照明は、明るすぎると眠りを妨げるので、最小限に調節します。朝日が当たる場合は遮光カーテンなどを利用します。騒音は睡眠に影響するのでうるさいと感じたら耳栓などで対応します。
- 生活面では体内時計が円滑に働くためには、一定の時間に起床し、起床後30分以内に1時間半くらいは太陽光を取り入れる習慣をつけることをおすすめします。定期的な運動は夜間の睡眠の質を高めるのに有効です。
(寝る前の運動は興奮してかえって寝付けなくなることもあります)
入浴はリラックスして入眠しやすくなるので、40℃のぬるめのお湯にゆったりと時間をかけて入浴するよう心がけます。適度のアルコールは心身をリラックスさせて寝付きやすくなりますが、常用するとレム睡眠を抑制するといわれているので、寝酒の習慣はつけないようにします。
(睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。レム睡眠は脳波パターンは起きている状態に近く、眼球がキョロキョロ動くのに、肉体はぐったりと深く眠っている状態をいいます。レムとは急速眼球運動をさします。)