不妊症・流産ぐせ
不妊症の原因の三分の一は男性側にあるといわれるので、治療にあたっては夫婦ともども原因を調べる必要があります。女性側の不妊症の原因としてもっとも多いのは、卵巣機能不全と卵管閉鎖である。
その他、子宮の発達が極端に悪いとか、人工妊娠中絶後の不妊、検査しても原因のわからないものなどあって、すべてが漢方の治療範囲に入るわけではありませんが漢方薬を服用することは全身治療となりますので、諸種の障害がとれて、体質改善がおこなわれ、受胎しやすい状態になります。
漢方治療をすすめる場合はあせらず服薬することこそ肝心です。流産ぐせのひとは、妊娠とわかった時点で、出産するまでの間、当帰芍薬散を服用しつずけるといいようです。<.p>
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当帰芍薬散
顔色がさえないで、貧血気味、手足や腰が冷える、頭重、首筋や肩がこりやすい、腹がブワブワして弾力性がないようなときに用います。不妊症の人は少なくとも半年から一年は服用する必要があります。 -
桂枝茯苓丸
体力は中等度以上で、がっちりしていて、のぼせ気味、肩こりがひどく、腹がはる、生理痛、腰痛、下腹痛があり、月経の量が少なかったり、遅れがちであったりする不妊症で、貧血はなく、余り冷え性でないとき用います。 -
温経湯
体質が虚弱で、下腹部がつり気味、腰や足が冷え、おりものも多く手のひらがほてり、唇がかわき、頭痛、月経痛などの症状があるとき用いる。進行性指掌角皮症がある人や胃の悪い人にも適する処方です。 -
その他
桃核承気湯、十全大補湯、加味逍遥散、小建中湯、芎帰膠艾湯、六君子湯などがあります。