糖尿病について
糖が血液中にダブついて血管やからだの各組織をボロボロにします。太い血管では、高血糖が続くと血管の内側に糖で変性した蛋白質が付着し、動脈硬化が起こりやすくなります。その結果、脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病性壊疸などを誘発致します。また、微小血管が障害されると、目では網膜症 (網膜の血管にコブが出来たり、出血する) が起こり、腎臓では糸球体の毛細血管が障害され、血液をろ過する機能が低下します。更に、血行不良から神経細胞への栄養補給がうまくいかず、手足のシビレやインポテンツを引き起こします。
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インスリンの働き
血糖値を上げるホルモンは、アドレナリンやグルカゴンなどいくつかありますが、血糖値下げるホルモンはインスリンしかありません。インスリンは膵臓のβ細胞で合成され、血液中の糖の濃度が上がると分泌されます。インスリンは脳や筋肉等の細胞が血液中の糖をエネルギーとして利用する際に細胞に入り込むためのカギの役割をします。インスリンの鍵がないと細胞に糖が入れないため、血糖中に糖がダブつき、その反面細胞は栄養不足に陥ります。又、受け入れる細胞側でもインスリンのカギに対して反応性が鈍くなり、血液中に糖がダブつく場合があります。これをインスリンの抵抗性といいます。 -
糖尿病の種類
現在、糖尿病の患者は全国で600万人、その予備軍も600万人いると推測されます。遺伝素因もありますが、やはり時代背景として現代人の飽食と運動不足が大きな原因と考えられます。
主な糖尿病対策の医薬品と健康食品
糖尿病とはインシュリン不足によって起こる病気です。
- 私達が食事でとった糖分は、胃の中で消化・分解されてブドウ糖に変わります。そのとき、血液中にブドウ糖が増えて、一時的に血糖値が高くなります。もともとブドウ糖は人間が活動していく上で大切なエネルギー源です。血液中にふえたブドウ糖は人間が活動していく上で大切なエネルギー源です。血液中に増えたブドウ糖は膵臓から分泌されたホルモンの一種であるインシュリンの働きによって、どんどん筋肉や脂肪細胞に取り込まれます。ところがインシュリンが不足したり、何かの理由でその働きが悪くなると血液中にあるブドウ糖は筋肉や脂肪細胞に吸収されず、血糖値が高いままになってしまうのです。これが「糖尿病」です。
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あなたも糖尿病?血糖値早分かり
糖尿病であるかどうかは血糖値で診断し、その判断は下記のようになっています。
空腹時の血糖値
- 110 (mg/dl) 未満 正常域 (安心)
- 110〜125 糖尿病予備軍 (要注意)
- 126以上 糖尿病域 (赤信号)
ブドウ糖負荷2時間値 (食後の血糖値)
- 140未満 正常 (安心)
- 140〜199 赤に近い黄色信号
- 200以上 赤信号 (糖尿病・治療必要)
※140〜199で高脂血症、高血圧、喫煙者は特に要注意
12時間以上何も食べないで血糖を測る「空腹時血糖」が126mg/dl 以上だと糖尿病と診断されます。
一年ほど前までは空腹時血糖値が140mg/dlだった診断基準がより厳しくなりました。糖尿病が国民病となってきたので、より早く、より軽いうちに治療をはじめようというのです。
ではどんな人が糖尿病にかかるのでしょうか。その発病には両親のどちらかが糖尿病といった「体質的要因」と、最近急に太ってきたといった「生活習慣」が深くかかわっています。
特に高血圧症や動脈硬化と並んで「生活習慣病」といわれるように、その発病には過食、美食、肉食といった食生活や、肥満、運動不足、ストレスなど日頃の生活の仕方が関係しているのです。
もともとインシュリンの分泌が少なかったり、その作用に異常があるところにこうした正しくない生活スタイルが重なると発病の引き金になるのです。中高年の人がかかる糖尿病がこの形で、2型糖尿病と呼ばれ (インシュリン非依存型) 糖尿病とよばれ圧倒的多数を占めています。
ちなみに、同じ糖尿病といっても、食生活や生活スタイルとは関係のないものがあります。それはもともと自己免疫の異常で、膵臓の細胞 (β-細胞) が壊されてインシュリンが殆んど分泌されず、血糖値が下がらないタイプです。
従って、体外からインシュリンの補給が欠かせません。1型糖尿病 (インシュリン依存型) 糖尿病とよばれ、多くは20歳以下の若さで発病します。
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自覚症状がないうちに病状は進行悪化する。
糖尿病はたいした病気でないと思っていませんか。糖尿病は血糖値が正常より高い状態が長く続く疾患ですが、病気になったからといって初期の頃は体のどこかが痛むとか、高熱に襲われるといった格別の症状がありません。これが糖尿病が「静かな殺人者」とよばれる理由です。
困った事に、「糖尿病は一度かかったら完治するのは難しい」といわれています。治療の方法はインシュリンの働きをよくして、高い血糖値を正常な範囲にコントロールすることが第一になります。
血糖コントロールは一般的には"食事"と"運動"で行います。食事の量を適正に抑え、ウオーキングなど症状にあった運動を取り入れることによって、血糖値下げることができます。食事や運動でコンントロールできない場合は薬物療法が用いられます。
しかし、その間にも、糖尿病は静かに確実に体をむしばんでおり、気がついた時は、重篤な合併症を引き起こしていた、ということになりかねません。 -
糖尿病の疑いのある一般的な症状
一般的に糖尿病のシグナルとしてノドが渇くなど、下記のような症状があげられます。こうした症状があらわれたときは、病気はかなり進行した状態にあります。思いあたるフシがあったら、要注意です。 1.のどが渇くようになった。 2.多尿、頻尿、夜尿 3.異常に汗をかく 4.、食べているのにやせてきた。 5.疲れやすい、体がだるい 6.皮膚がかゆくなる 7.手足の先がしびれる 8.目がかすむ 9.下痢や便秘が繰り返しある 10.性的不能