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中屋彦十郎薬舗による「尾山のくすり大将」第40号   2003年1月13日


加賀藩の秘薬(六)

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 江戸時代のなかで寛文、延宝、天和、貞享、元禄、宝永、正徳  、享保の約60年間

(1661年?1720年)は徳川時代のなかで  もっとも安定した時代だったといわれている。

文化的には独自の文化が華開き特異で、隆盛をを極めた部分もありました。

 芭蕉、西鶴、近松などが輩出し浮世絵画家歌麿、広重などが活躍し

白石、若水などの学者も多く知られるなど文化的にはそれなりの評価がされる時代でも

あったように思われます。

しかし科学や医学のような情報の伝播によってさらに高められていく学問については

1635年に鎖国令が布かれて以来、我が国は欧米の諸国にくらべ大きく立ち遅れてしまった

といっても過言ではありません。

加賀藩の「御近習向留帳」によれば元禄五年七月二八日、

幕府は飛騨高山の城主金森出雲守頼旨を出羽上山に移封した。

八月高山城は空城となったので、加賀藩は隣の藩だったこともあり兵を出して

高山を支配することになった。

そのときの藩主は五代綱紀公だったが大将に永井織部正良をつかわしたが、

時あたかも盛夏であったので医師数人を加え漢方薬腫を携帯させ、

併せて応急の薬種数種を与えて藩士に預けたとある。

大将の近習永原伝七郎に人々は人参はみんな持っているだろうが併せて万病円、烏犀円、

紫雪、を持参するように命じている。

これらの書物によれば朝鮮人参は皆持っているだろうがといっている。

人参は藩士の身分では手に入ったのか、そのほかにすでに製造販売が許可されている加賀藩の

秘薬も併せて持参させている。

この他にも蜜丸、赤竜丹、白薬も藩士数人に持たせた。

腫れ物、切り傷には「白五径の方」がいい。アカニシという貝、瓜楼根、原屋、葛粉などを

細末にしてつければどんな症状にもいいとしている。

「長屋の毒消し」も持たせた。

これは比叡山の戒壇土、菊名石、金箔、軽粉を土器に入れ黒焼にする。

毒にあたった者に笄(こうがい)の耳一つばかりを管で喉へ吹き入れる、

口を開けない場合は目へ吹き入れる。半時ばかりが立てば血がくだるという。

持たせたかはどうか別にして、「腫れもの痛に妙薬」とあるクスリ。

クヌギの皮、桜の樹皮、忍冬(にんどうーすいかずら)を等分にして(多分粉にしてから使ったか)、

練って貼り付ける。

腰より上の痛みには桔梗を加える、痛みが耐えがたい場合は梔子(くちなし)を加える。

 淋病の薬。この成分は陳皮(ちんぴーみかんの皮)、生地黄  (なまのじおう)、甘草(かんぞう)、

木通(アケビのつる)、 黄伯(キハダ)、茯苓(ぶくりょうーまつの根にできた菌核)

以上の六味を煎じて飲む。

当時性病は深く静かに蔓延していていたものと思われる。

細菌であるから、当時太刀打ちできず、人から人へと伝播し

その人や家族は人々から相手にされず、寂しく暮らしていたであろう。

淋病ならともかく、梅毒に至ってはあっちこっち体の部分が削ぎ落ちたりして無残な醜態をさらしたと

いう。

当時公認の岡場所(遊女が体を売っている所)でもうつってきた人は後を絶たなかったものという。

 江戸の吉原では性病の予防に梅肉エキスが使われたとある。

事前と事後に注入するといいという。

精子の動きが鈍くなるといわれ、しみるのを我慢して塗りこめたという。

梅肉エキスの殺菌力に頼る哀れな女心がいとおしい。
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(発行者)(株)中屋彦十郎薬舗 中屋彦十郎  石川県金沢市緑が丘21-9
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