ノイローゼ
身体的な不調を訴えるばかりでなく、精神症状 (イライラ、憂鬱、精神不安、強迫観念、恐怖感) をつよくあらわす。身体的症状もほとんど根拠のない、いわゆる不定愁訴が多い。その主なものは、動悸、頻脈、熱感、冷感、知覚異常、倦怠感、疲労感、頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労、不眠、体のあちこちの疼痛などである。漢方薬を服用して、虚弱体質のひとが体力がつき、気力がまし、体調がよくなると物の考え方がかわり、ノイローゼが治るという場合が非常に多い。
漢方では精神身体一元論とでもいえる身体的違和感を治せば、精神的症状も治るという考え方で対応します。
体格もよく、体力も充実した人、やや肥満症のひとで、心下部の膨満と抵抗、胸脇苦満があり、便秘気味、不眠、頭重、めまい、心悸亢進のあるものに用います。
やや、虚弱な体質で、平素から胃腸が弱く、胃内停水があり、喉に何か詰まっている感じのあるもの、不眠、不安、憂鬱感、めまい、頭重感、動悸 (急に、または夜寝て静かになったとき) などを伴うものに用います。
一般にやせて虚弱なひと、性的にも弱いひとで、腹部は軟弱で力がないが、陽虚証で、不安感、動悸、多尿を伴う人にもちいます。
気分が憂鬱で無気力になり、不眠の訴えがあり、腹部には特別な漢方的異常のない場合に用います。